ギャンブルといえばイカサマや八百長が当たり前だというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか?特に、日本でのカジノに対するイメージは良くないことから、イカサマは仕方ないと考えがちです。
AAAも最初にオンラインカジノのイカサマをしようと思った時にGoogleで「オンラインカジノ ルーレット イカサマ」で検索しました。笑。
Contents
ルーレットに存在するイカサマとは?
ルーレットでイカサマできるとしたら下記の3点です。
・球の細工
・台の細工
・ディーラーが特定の場所を狙って落とす
それ以外にも、客側や客とディーラーが結託して行うことはできるイカサマはありますが、注意すべきは上記3点です。
それぞれ検証していきましょう。
イカサマ1<球の細工>
以前ネット上で話題になり、動画も配信された方法です。現在は削除されており見ることができません。
球の中に事前に「何か」を仕組んでおくことで、リモコンなど外部装置からの操作を可能にするというものです。不利なホールに入りそうになっても、弾き出して別のホールに入れることができます。
安易に想像できるとおり、球は明らかに不自然な動きをします。多少違和感を軽減して初心者を欺くことができてもベテランプレイヤーの目を誤魔化すことは不可能です。
以上により、AAAは【球の細工によるイカサマは困難である】と結論付けました。
イカサマ2<台の細工>
ここで考えられるイカサマは、球と台に磁石のような機械を仕掛けることで、落とす穴を誘導するというものです。
この方法も、『球の細工』同様に明らかに不自然な動きになるのでプレイヤー全員にバレずに行うことは不可能です。
しかも、台にも細工をするとなると設備投資に莫大な資金が必要となります。バレたらプレイヤーが減り、最終的にはカジノの利益が減るというリスクもあるのに、そこまでするとは思えません。
なので、AAAは【台の細工についてもイカサマは困難である】と判断しました。
イカサマ3<ディーラーが特定の場所を狙って落とす>
上手なディーラーなら狙った場所に落とすことができると聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?上記3点の中で、1番自然にできるとしたらこの方法になるでしょう。
1番可能性が高い方法なので、詳しく説明していきます。
①ウィールの構造の変更
実は、ディーラーが穴をねらうという方法は、以前は可能でした。できなくなった理由は、ディーラーの腕が落ちたのではなく、ウィールの構造が変更されたことによるのです。
20年程前のウィールは溝が深く作られていました。弾かれることがないので、腕のいいディーラーは狙った穴にアッサリ入れることができたようです。
しかし、現在主流となっているウィールの溝は、非常に浅く作られています。特定の穴を狙ったところで、勢いが強くて飛び出したり弾かれたりします。しかも、弾かれた後にさらに1周以上回るほどの勢いが残っていることもあるのです。この勢いまで予想して狙うことは不可能といって良いでしょう。
さらに、現在は球とウィールが同時に回転しているので、毎回瞬時に予測を立てるのはどんなベテランでもほぼ無理です。
②低速の場合
現在の仕組みでも、ベテランディーラーであれば一定の条件上で特定の穴に落とすことができる可能性があります。その条件とは、
・ホイールの回転が遅いかほぼ無回転
・ボールの勢いがつかないように非常に弱く転がす
の2つが揃った場合です。
しかし、実際のゲームでは、ディーラーのミスによる回転不足はゲームがやり直しとなります。ここでもベテランプレイヤーの目が光るでしょう。
③カジノ側の損失を考慮
そもそも、イカサマされると分かっているルーレットにあなたは手を出したいと思いますか?イカサマされずに自分の実力で勝負できる別のゲームを選択するでしょう。
ディーラーが特定の穴を狙えると思われてしまうと、カジノ側には多くの損失が発生します。プレイヤーが消えるというのも1つです。また、誰かを勝たせたときに共謀していると疑われてしまう可能性もあるのです。
これほど多くのリスクを負ってイカサマをしているとは考えにくいです。【ディーラーが特定の場所を狙って落とすことは現実的に不味】という結論に至ります。
イカサマより注意すべき点
現在、カジノのルーレットでイカサマはできないということはお分かりいただけたでしょうか?それでは、もう少し掘り下げてお伝えしていきましょう。
ランドカジノにおけるイカサマ
ランドカジノにおいて、もっと気を付けるべきポイントがあります。それは「配当をもらうとき」です。(ランドカジノ=ラスベガスなどに行ってPLAYする現実のカジノと定義)
・36倍に$1
・3倍に$2
・2倍に$4が2か所
当たったとします。一瞬で、配当がいくらか計算できますか?
おそらく、あなたより早くディーラーが計算して報酬を払ってくるでしょう。そしてすぐに次のゲームを進めてしまいます。もし配当が間違っていても次のゲームが始まってしまえば、主張するタイミングはありません。
万が一配当が間違っていても、その場で伝えなければ正しい配当が払われることはありません。暗算で追いつかない時は電卓などのツールを使うのもやむを得ないですね。
オンラインカジノにおけるイカサマ
オンラインカジノのイカサマを疑う人もいるでしょう。カジノ側が有利になるようにゲームを作っているのではないかと想像するのも無理はありませんが、結論から言うと、オンラインカジノこそイカサマは不可能です。
実は、オンラインカジノに提供されているソフトウェアのルーレットを制作しているのは外部のゲーム開発会社なのです。さらに、そのゲームの信頼性を実証するために、第三者機関によるチェックも入っています。オンラインカジノがゲームを操作することはできないのです。
また、オンラインカジノは第三者機関によるライセンス認定を受けているので、イカサマが発覚するとライセンスの剥奪や罰金など厳重処分が下されます。イカサマが発覚した時のリスクがあまりにも莫大なので、わざわざイカサマをするとは思えません。
オンラインカジノを操作するのは機械です。ランドカジノのようなディーラーが存在しないので、オンラインカジノはライブカジノ以上にイカサマされる心配がないといえるでしょう。
ライセンス認定を受けていないオンラインカジノのイカサマ
オンラインカジノの中には、上記のライセンス認定を受けていないものがあります。また、ライセンスにはいくつか種類があり、信頼性が低いものしか取得できていない場合もあります。
このようなオンラインカジノでプレイする場合は、イカサマの可能性を疑うべきです。むしろ危険なので手を出さないことをおすすめします。
ライセンスの面で信頼ができないということは、カジノに登録しているカード情報や個人情報、有害ソフトウェアについても懸念点が残ります。被害を防ぐためには、信頼できるオンラインカジノだけを利用するようにしましょう。
まとめ
ランドカジノ・オンラインカジノともに、現在ルーレットでイカサマをすることは不可能です。イカサマをすることはカジノ側にとっても莫大なリスクがあるため、わざわざイカサマをするカジノは存在しないと思って良いでしょう。
しかし、ランドカジノでは配当の計算が間違っていても正しい配当を主張しづらいというデメリットがあります。オンラインカジノについても、ライセンスを取得していない信頼性の低いカジノに限り、イカサマや個人情報の漏洩など様々なリスクが残っています。
信頼できるカジノを選択することが大切です。