ルーレットで勝つためには確率を理解することがとても重要です。
確率には「大数(たいすう)の法則」というものがあって、賭けの回数が増えれば増えるほど、出目の発生する値の確率が理論値に近づいていきます。
理論値に近づけば近づくほど、控除率(カジノが儲ける割合)によってPLAYヤーは負けやすい状態になってしまいます。
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当たり前ですがルーレットは確率的には負けるようになっていますよ?
ルーレットの控除率はとても低いのでギャンブルの中では非常に勝ちやすいと言えます。
しかし、継続的にPLAYしていけば理論的にはPLAYヤーが勝てることはまずありません。
ヨーロピアンルーレットの控除率2.7%とは0(ゼロ)のことです。
簡単に説明すると、ルーレットで赤と黒に「同額ずつ」賭け続けたとしても、ゼロがある分、PLAYヤーは負けてしまいます。しかし、ルーレットには「出目の偏り」があるので、これを意識して「負けない為のルール」と「具体的な戦略」を準備してPLAYすれば、投資としてコツコツと資金を増やすことは可能です。
→「負けない為のルール」と「具体的な戦略」の記事はこちら
ルーレットの確率を意識する
ルーレットで勝つためには確率を理解して「高確率で勝てるタイミングまで待つ」ことが戦略的に有効です。
(例)黒が連続で10回出る場合
黒が連続で10回出るというのは確率的にはほとんどないように感じますよね。じっさいは、けっこうな頻度で見ることがありますが。このようなタイミングをチャンスに変えていくことがルーレットで勝つための確率を意識するということです。
「高確率で勝てるタイミングまで待つ」とは例えば黒が10回連続で出てから赤に賭ける(そのあとはマーチンゲール法などを戦略に入れる)などです。しかし20回連続で黒が出る可能性がゼロではないことも理解しておくことが必要。
ちなみに、黒赤・奇数偶数・1~18と19~36のように賭け金が2倍になるような賭け方をゼロが1つのヨーロッパ式ルーレットで試したとすると確率的には以下になります。
1回負ける確率 19/37=51.4%
10回続けて負ける確率 (19/37)10=0.13%
確率を考えればやってはいけない3つの負け!?
確率や大数の法則を研究するとルーレットではやってはいけない3つの負けがあることが分かります。
確率2)本命に賭け続けたら負ける
確率3)同額を賭け続けたら負ける
大数の法則は、「試行回数を増やせば増やすほど、確率は平均値に近づいていく」というものですが、別の言い方をすれば「短期間の結果を見れば、確率的にはありえない不思議な事象が起きたとしても、回数を重ねていけば理論的な確率に近づいていく」とも言えます。
確率1)長時間賭け続けたら負ける
当サイトでは長くPLAYするのはなく1日に平均3%程度の資金を増やしたら撤退することを推奨しています。
長くPLAYしても負ける確率が増えるだけですからね。
感覚的には1日60分以内が良いのではと考えています。
確率2)本命に賭け続けたら負ける
そろそろあの数字が出るはずだと考えて1つの数字に大きな金額を賭けるとあっという間に資金を失ってしまいます。
0~36の37個の数字があるので理論値(確率)は1/37ですが300回連続で特定の数字が出ないこともあります。
確率3)同額を賭け続けたら負ける
ここぞというときは賭け金をアップできる勇気がある人は大きく稼ぐことができます。しかし「なぜここで大きな金額を賭けたの?」と聞かれたときに、具体的な答えられないような賭け方ではギャンブルになってしまいます。
「負けない為のルール」と「具体的な戦略」を持って、確率的に負けないようにルーレットに挑戦することが大切です。
ルーレットの確率を意識し過ぎると負ける!
ルーレットをPLAYしていると、どうしても確率的に考えて、次に出る数字を意識してしまいがちになりませんか?
例えば、奇数が10回連続で出たからそろそろ偶数が出るはずだとか、0が200回連続で出ていないからそろそろ0が出るはずだとか。
この考え方は、間違いではありませんが正しいとも言えません。
あやふやな回答になってしまいますが、ルーレットの数字が出る結果は独立事象と言って、前回のゲームの結果が次のゲームに反映されません。
つまり、常に37分の1の確率でどの数字が出るのか分からないのです。
しかし、回数を重ねれば重ねるほど、数字の出方は均等になっていきます。これを〝大数の法則″と言って、最終的に出目は37分の1に落ち着くというわけです。
だから、同じ数字が続けて出た場合、出目が均一になることを考えたら、そろそろ別の数字が出るはずだ、という考えは間違いではないのです。
注意してほしいのは、「もうそろそろこの数字が出るはずだ」という考えのみに囚われてしまうと、資金を失いかねないということです。
「そろそろこの数字がでるかもしれないな」というぐらいで留めておくことです。ルーレットに絶対はないので、同じ数字が連続10回出ることも確率は0ではないのですから。
世の中には、とんでもない確率の出来事が起こるものなのです。余談になりますが、とんでもない確率の実話があるのをご存知ですか?
あり得ない確率の3つの実話
1)エドガー・アラン・ポーの小説
ホラー作家として有名なエドガー・アラン・ポーが書いた小説に、『アーサー・ゴードン・ピムの物語』という物語があります。
その物語は、船が難破して、アラン・パーカーという船員と生き残った乗客3人が、小舟で海を漂っているときに3人の乗客が船員を殺して、食べてしまうという内容です。
その小説が発売されて数年経った1884年に「ミニョネット」という船が難破し、生き残った3人の乗客と1人の船員が小舟で何日も漂流した後、3人の乗客は何と、小説と同じように船員を殺して食べてしまったのです。
そして世間を騒がせたのは、その殺された船員の名前が、なんと「アラン・パーカー」だったのです。
2)双子の奇跡
ジム・ルイスとジム・スプリンガーという双子がいました。残念ながら彼らは、家庭の問題で、生まれながらに別々の家族に引き取られることになったのです。
ちなみに、その2組の家族はお互いのことをまったく知らない赤の他人でした。
しかし、その後の双子にはとんでもない共通点がありました。
2人とも「ジェイムズ」という同じ名前を付けられた
2人とも警察官を目指した
2人とも機械製図や大工仕事が得意だった
2人ともリンダという名前の女性と結婚した
2人とも生まれた息子にアランという名前をつけた
2人とも離婚後、再婚相手の女性の名前がベティだった
2人ともトイという名前の犬を飼っていた
この2人は、それぞれ全く別の場所で生きていたのですが、まったく同じような人生を送っていたのです。
3)タクシーの恐怖
1975年にバミューダという場所で、バイクを運転していた男性が、タクシーと衝突して亡くなってしまいました。
その1年後、バイクで亡くなった男性の弟が、兄が乗っていたのと同じバイクで走っているとき、タクシーと交通事故にあって亡くなってしまいました。
ところが何と、そのタクシーは、1年前に兄と事故を起こしたタクシーと全く同じタクシーで、しかも運転手も同じ人だったのです。
さらに驚くべきことに、その時に乗っていた乗客まで同じ人だったのです。
まとめ
つまり、何が言いたいかというと、「世の中にはとんでもない確率で起こりうる事象がある」ということです。
いろんな攻略法や戦略を考えてPLAYしているけれど、カジノに資金を回収されてしまう。
それは確率論の落とし穴にはまっているからかも。
ルーレットの確率にばかり意識を囚われていると、思いがけない確率で出た数字に大切なお金を奪われてしまうかもしれません。
常に、あり得ないことが起こるかもしれいと、意識しておくことが大切です。